2/24/2008

高所からの眺め


先日、TVにてこの写真にあるメキシコ、チェチェンイッアーのピラミッドに登れなくなったという話を見たが、確認はしてないので本当なのかは定かではないのですが!以前は長い急な階段を上まで上がることができたのですが。上からの眺めはただ眼下に広がる密林の中に遠く点々とアステカ文明の残りが見え隠れしているというもの。遺跡の階段というものだいたい急なものが多いですね、これも同じく手をつきながら上がるというもの。階段は4面あるのですが、2面は石か崩れかけているので登頂不可。1面には上までの手すりがわりのロープがあったのですが。この遺跡、観光にはいいのですが、本格的な撮影に対しては、かなり厳しいのです。ゲリラ的撮影でも見つかったらとても大変なことになるそう。
遺跡やらそうでないものやら、結構、高いところに登って撮影を今までしてきたのですが、最近、歳とともに恐怖感が多くなってきたように感じます。フォトグラファーは結構、ファインダーをのぞいてしまうとその中の世界感で感じるせいか、あまり恐怖感がないのですが、ファインダーがら目を離した時突然、怖くなったりもします。
日本ではあまり、危険な状態のところに一般人とか入れなかったり、しっかりとしたセーフティーがしてあったりとかですが、海外って結構な所までいけたりするのが不思議です。同じ遺跡でカンボジアのアンコールワットの最上部に上がる階段もかなりのものです。階段幅が少なく、一応、ぐらぐらの細い手すりはありますが、あそこも、いまも登れるのでしょうか?あそこは落下した人の為、常時、救急車が待機していましたが。どちらにしろ上ったら降りなくてはならないのですが、やはり下りのほうが、恐怖心を高めます。まあ、上がる者のせいではありますが、人は上があれば上を目指したいものです。余談ですが、オーストラリア、シドニーのハーバーブリッジも登れます、上のアーチを上がって半周して来るのですが、アーチにつく前のキャットウオークがとても怖いです!興味ある方はぜひ、ただ本格的なアルコールチェックがあり、持ち物なしです、私は一応撮影があるので、カメラを許可を持って上ったのですが、当然、下は車が走っているし、物を落とす事の恐怖感のほうが高い気もしました。まあ、高い所からの眺めは気持ちいいものです、足元さえみなければ!

2/16/2008

(CABO DA ROCA)ユーラシアのはて


今回なぜポルトガルに向かったかというのは前にも書いたように基本的には何の目的のなく感で決めたようなものですが、ただ一つ、ユーラシアのはてに行ってみよう、という気持ちはあったのです。私自身、結構、突端マニア的なところがあり、いままで、アフリカ大陸、北米、南米、オーストラリア大陸、数々の小さな島国、やらの最突端(東西南北)を機会あるごとにせめてきました。当然のごとながら本当の最突端をせめることの難しいところもあったりするので、緯度、経度のこの辺までは、とか考えて行くのですが。まあ冒険家として生活しているわけではありませんしその地での仕事もありますからね。そんな訳で今回はユーラシアで一番、緯度経度の高い最西端になったというところです。まあだいたいどこでも同じ様ですが、何もありません。風が吹きすさび、目の前はひたすらつずく海、そういった所がほとんどです。このロカ岬やらアフリカ希望峰のようなところはしっかりと名前入りの証明書とか発行してくれるのでお土産にはいいでしょう。こういった突端は夕日がきれいなところも多いのですが、以前ポリネシアの何もない突端で夕日の沈むのをみていて、日が沈んだあとに出ることがある、グリーンフラッシュというのを見たことがあります。暗くなった空に水平線からグリーンの光の筋が空に向かって延びています。これをみると幸運といわれますが、なにか幸運なことがあったかというと定かではありませんが、こういったところで夕日が沈むのを見て一番気をつけなければならないのが帰りです。だいたい街灯などないですし、夜で治安が悪くなっていたり、一度、野犬のむれに あったこともあります。ハンドライトは必需品です。突端は何もないのですが、風を感じ、旅のことなど少し振り返ったりするのが心地よいですね。

世界遺産て!


リスボアにある世界遺産”ベレンの塔”とりたて中に入ってみてどうと云うこともないのだが、このあたりはテージョ川沿いということもあり広々としていてぼんやりとしているにはとても気持ちがいいところでもある。世界遺産なのだけれど、塔の中にしっかり使えるトイレもある。それも地下にある水牢の中。中に入るのは有料だけど。
それにしても最近”世界遺産”って多くないですか?やたら申請とかかけている様な気もします。まあ文化や自然を壊していかない為には良いことだと思いますが、このところ観光地化させようとか思っていそうな行政の臭いが感じられる気もします。

2/12/2008

もうひとつ洗濯




前回につずきもうひとつ洗濯もの、雪も一日で終わったものの、今日は雨模様、そんなんで、洗濯おばちやんの写真をもう一つ!


しかし、リスボアの路地は洗濯物が多い。これもリスボア名物にはなっているのだが、やはり、それでも下着とか干しているのは、あまり多くはないのですが。名物を絶やさないために干しているのか?


まあ、強い乾いた日差しの生活だと洗濯もしたくなります。

2/09/2008


寒いと思っていたらなんと雪、とても洗濯物を干すおばちゃんの写真なんか不向きですが、気持ちだけは晴れていたいです。
以前から不定期に友達と世界のあらゆる食べ物を食しょうとWORLD FOOD EATERSという会をしているのですがそれのブログを始めましたので、まだ何にものせていませんが、おいおいアップしてゆきますので、チェックしてください、基本、美食でないなるべくロコに近い食事であること、食わずぎらいせずまず口に入れることをもっとーに!主催のKAYOはとてもアクティブでバイリンガルな一見東南アジアな女性です。

2/07/2008

まだ寒い


いつのシーズンでもそのシーズンが始まったばかりだとそれなりに楽しいものだがそれも長くつずいていると飽きてくるものです。とくにこの時期、冬がいつまでもつずくのが一番好きとは感じなくなります。
こういった次期はどこか暖かい国に移動したいものです。
個人的な旅をすると時に考えるのは寒い時期には寒い所へ、暑い時期には暑い所へ、と考えていつもそういった所へとむかうのですが、やっぱり気持ち的には逆に動きます。まあその気持ちだけでは動かないのが現実でもありますが。

2/06/2008

ヘルシンキにて

そうとう寒いかと、かなりの覚悟でいたのですが、意外な暖かさ。
雪も積もることなく、降ることもなく。
あっという間に日は暮れていきます。夏はかなり長く明るいのでしょうが、そのせいでもないのでしょうが、人気があまり感じられない町
それなりに中心地にはいるのですが、それでもごく限られた所だけのように感じてしまいます。
この町はサンクトぺテルブルグまで400Km足らず、やっぱりロシアの香りもしますね。

2007.DEC.LISBOA 


2007年12月ヘルシンキで数泊したのち、リスボアに向かう。

1990年から毎年、12月の後半になると仕事を兼ねながらも年末いっぱいまでパリで過ごしていたのだが、なんとなく、今年は、パリに入る事もなく、ヘルシンキとリスボアに向かうことにした。そんな訳なので何もしらべることもなく、また、何の目的もないままの旅。あるとすればただ一つ、ユーラシア大陸の端まで行ってみようかと思ったぐらいではあるのだが。一応、カメラも持って動いてはいたがそんなに集中することもなく、それも何となく撮っていたような。
ただ、いつもの事ではあるのですがやたらに歩き回る日々。しかしリスボアは坂の町、それもほとんどモザイク敷きの道。かなりタフなところでもあります。