まあ大抵はなんらかの目的を持って旅をしますが、そんな中でも、ふと、時間があいたり、一日何の目的もなかったりするとき、街やら路地をうろつくのは面白いですね。目的のない旅といったところですね。入り組んだ、旧市街などは、迷いながらも歩きつずけることになります。たいていは、なんとかぬけだせますが、マラケシュにあるようなスークの細い路地は、やみくもに歩いていると、自力で抜け出しが不可能にもなります。以前、小さな路地を通った時、両側にブラックマジックに使う怪しげな道具やら、乾したトカゲ、蛇などをあつかう店ばかりのところを通ったことがあります。当然人影もまばらで、かなりディープな感がありました。露地は”何がしか専門”といったところも多いので、それも面白いのですが、その”何がしか”が問題ですね。香港の九龍城塞がまだ、壊し始めるほんの少し前に、少しだけ入ってみたのですが、とても奥に進める状況ではなかったことを思い出します。日本にも意外なところに道やら路地があったりします。
いま、住んでいるあたりに、やたら三叉路の路地が多い地区があります。江戸時代、忍者が多く住んで、いたせいとのこと、いまでは、おじいさん、おばあさん、のほうが多そうですが。
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