3/30/2009

Wall of nostalgic / Red Wall & Windows or Door / Un mur rouge et fenêtre ou une porte


あまり日本で、色の壁というものを認識することが少ない気がします。
たしかに今住んでいるところも壁は黄色まのですが、それを、眼にとまる色として認識しないように思えます。それは、本来の日本の文化であったり、調和だったりするものとの関係もあるのでしょう。日本で、壁の色として認識するのは、土塀であったり、土蔵であったり、古い遊郭などの、朱壁だったりします。古い塗の壁が風雨で色褪せていった姿はある種のノスタルジックを感じます。そこは、少し、古い神社、仏閣やら、仏像の彩色が剥がれ落ちていく時代の経過が持つものに近い感さえあるように思います。モダンな建築が嫌いというわけではないのですが、そういったものが、どういったように、年月を経ていくか、その過程で、どう変化していくかのほうが、面白く感じてます。年月を長く経るまでもなく、建て壊されてしまうのは、なんだかなーとも感じることと、そういったものを作る人には、なにの興味もわかないですね。家の寿命が30-40年などといわれる時代、一生に一度の買い物、などといわれなくなったこと、、、、なんだかなーですね。

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